ニュータウンは黄昏れて

アボカドが5個で300円(税抜)!!!

最近、1個100円を下回ることがなかったので、感激だった。

しかも、これを買った後に火曜が特売のスーパーに行ってみても、1個98円(税抜)!

よい買い物をした日は、とても満足感がある。


主婦として、節約を心がけないとやっていけない。

でも必死にやってもやっても厳しい状況が続くのは辛すぎる。


そんな先行き不安の恐怖を感じさせられたのが

垣谷美雨さんの「ニュータウンは黄昏れて


バブル崩壊前夜に買ってしまった分譲団地。

20年以上経つ今もローンを抱えたうえ、老朽化による建物の建て替え問題に

振り回され、、、という展開に、本当に怖くなる。


家は持っていないが、自分自身の甘い部分に気付かされた。

仕事を辞めてしまったことへのリスク。

旦那の稼ぎがなくなる・減少する・会社でつらい立場に立たされることを

想定できていない現状。

子供の教育資金もなんとなくでしか考えていなかったこと。

こうしたことすべてが、生活の困窮に繋がる可能性がある。


恐怖ではあるけど、いろんな角度から我々庶民の生活に警鐘を鳴らしてくれる

ありがたい作品だ。


不安でも卑屈さを捨てて、一歩踏み出せば、辛いだけの日々は永遠には続かない。

そして、振り返ってみれば、苦労させられた「ニュータウン」も

わずらわしいだけの存在ではなくなる?!


今、備えられることはもちろんしたい。

でも、どうにもならないこともあるから、そうゆうもんだと大きく構えてもいたい。


ところで、明日は何がお得かしら?



Haruna Terazono

”伝えること”を 仕事にしています。

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