今もう一度読みたい一冊「小さいおうち」/中島京子 on stand.fm
お家にいる時間がたっぷりあったら、たくさん本が読めて幸せですよね?
我が家は、二人の娘に阻まれますが。。。笑
「小さいおうち」は、 コロナショックの今だから読みたい一冊です。
ちなみに、音声を録音してから、この作品に関して、前にも書いたようなと思って探してみたら、やはりあった!
4年前のブログです。
”4年後の2020年、平和な東京で、オリンピックが開催されますように。”
って書いてある!
いやーこんなことになるとはねぇ~・・・
しかし、印象に残ってることって、4年経っても同じなんだな。
同じ作品だからそうか・・・
【基本情報】
「小さいおうち」/中島京子
2008年から連載されて、第143回直木賞を受賞された作品。
2014年に映画化された。
この作品をオリンピックが延期になったときに思い出し、映画を今一度見ました。
1940年の幻のオリンピックについての存在を初めて知ったのがこの「小さいおうち」だったからか、今年の東京オリンピックがどうなるのかな~ってなってきたころから頻繁にこの作品のことを思い出すように。
返上に至るまで、戦況に関して、少しずつ疑念を抱いては、そんなはずないと消し去って、前向きになろうとする心模様だったり、それまで小さいおうちの中にあった日々が揺らいでいく感覚も、今とリンクさせずにはいられないのです。
でも、怖いなーだけじゃなくて、先人から学べる事がたくさんあることを教えてくれています。
直接的に今の状況の打開策は、見つからないと思いますが、大切にすべきことは、見つかるかもしれません。
詳しくは、音声でstand.fmでお聞き頂けたら嬉しいです。
0コメント