誰にも書ける一冊の本
まだあった!
大切に頂きます。
北海道が昨年、相次ぐ台風の上陸など
天候不良に見回れた影響で
ピザポテトが販売停止になった。
北海道の畑の風景って
松山千春さんの歌の通り、
本当に果てしなく広い。
とってもキレイだし、
大きな農機で耕したり、
収穫したりしている姿は、
ダイナミックでかっこいい。
でも、自然が相手って
ものすごく大変な仕事。
誰のせいにもできないし。
いつも当たり前に食べているものは
当たり前じゃない苦労の上に
成り立っているんだと
改めて気づかされた。
ピザポテト、、、
スーパーにまだ少し残っていたので
1つ、買ってきた。
大切に頂こうと思う。
親への感謝が止まらない
「誰にも書ける一冊の本」/荻原浩
そんな北海道が舞台。
荻原浩さんの「誰にも書ける一冊の本」は
何もなかった雪深い大地を切り開いて
広大な畑にした人たちの苦悩を
教えてくれる作品でもある。
父の危篤の知らせを受けて、
東京で小さな広告代理店を経営しながら
執筆活動をしている主人公が、
地元の病院に
駆けつけるところから物語は始まる。
そこで、母に渡されたのは
父が書いていた自叙伝。
この原稿から、
これまで多くを語らなかった
父の人生が見えてくる。
幼い頃、開拓するため福島から
北海道に移り住んだ父。
劣悪な環境の中で
兄弟を亡くすなど、
苦労を重ねながら
なんとか暮らしを成り立たせていく。
畑の開墾に加えて
熊と対峙して大怪我を負ったり、
出稼ぎでニシン漁に行ったり、
北海道を切り開いた人たちの貧しさや
大げさに書いているのでは?
と主人公が疑ってしまうほどの
並々ならぬ苦労が綴られている。
この時代に開拓した人がいたから
今の豊かな田園風景や
おいしい農作物があるんだな。
その後は、戦争に人生を翻弄される。
入隊して、地獄のような体験をしたものの
何とか生き抜いて帰ってきた父は、
炭鉱に努めることに。
ここでも時代の流れに左右されて
石炭需要の低下によって
苦労を重ねることに。
目まぐるしく変化した時代を
家族のために懸命に生き抜いていた
父の姿が見えてくる。
親のことって、良いように解釈している
ことも多くて、実はよく知らない。
特に思春期以後は、
その時その時の楽しみや
忙しさを言い訳にして、
親との時間は、後回しにしがち。
苦労や心配をかけてきていることに
気が付いてはいるけど
今更きちんと向き合うって難しいかも。
なんか、ごめんなさい。
自分の人生の主役は自分なわけで、
自分にとって親は脇役。
でも親の人生は、親が主役。
当たり前のことだけど
気づかないもので・・・
定年を迎えた両親に、
自分の人生を謳歌して
貰えるように、
これからは迷惑かけないように・・・
できるかな。
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