何者
4年経てば、本音は包み隠さず
結婚記念日の思い出2017
結婚式を挙げて、今日で4周年。
食事にでも行こうかと言う流れに。
夫から『どこがいい?』と聞かれたので
『鳥貴族で良いから、
予定した予算との差額で春服買って!』
と言うと、
『そういう考え方はおかしい』と
激怒される・・・
『思い出よりも断然物でしょ!!!』
と主張する私に
『ママ、結婚行こうよ!』と言う三歳児。
(意味がよく理解できてない)
結局、大好きなホテルのブッフェへ。
マリオットホテルの北海道フェアて
ミニラーメン、しょうゆとみそ、
両方食べてしまった。
おいしかった~。
自己評価と他者評価をすり合わせる
「何者」/朝井リョウ
結婚した時から、
夫の持ち物らしく
本棚に並んでいた
朝井リョウさんの「何者」を
読んでみた。
この作品では、就活中の5人による
リアルコミュニケーションに
SNSが絡み合うことで
本音と建て前が
徐々に明るみになっていく。
SNSにまだまだ怖さを感じていて
積極的になれない世代
(世代じゃなくて性格?)としては
Twitterでなんでそんなに
発信したいのか
とにかく不思議に感じられる。
前半では、自分ががんばっていることを
つぶやかずにいられない
発信型の登場人物を
主人公と一緒に、
痛いと思って見ていた。
でも、主人公のように
俯瞰して誰かをバカにしたり、
自分を上に置かないといられない
観察型、評論家タイプって
すごく嫌な感じだと途中で気づかされる。
いずれにしても、終始
思ったことをわざわざSNSで
発信しなきゃいいのにって
思って読んでたのだけど
読後、考えてみたら、
彼らが自己表現するために
不可欠な場なんだ。
どんなつぶやきをしてるかが
その人の個性を表現する場で
それを誰かが見つけてくれて
『君は他の誰にはない
視点を持ってる!』
のを待っているんだ。
私も就活前は、
主人公と同じように
自分は誰かと違う特別な個性を持っていて
必ず見い出してくれる人がいるはずって
恥ずかしながら思ってた。
そういえば、就活していたあの頃は、
mixiがちょうどすごい流行ってた。
私は、めんどくさがりで怖がりで
行動力がなくて
ほとんど書かない癖に、
よく発信してる人のことを
ナルシストだな~と
馬鹿にしてたかも。。。
嫌な奴。
今になってやっと気づくなんて
相当遅いけど、、、
こんな私を拾ってくれた
会社に大感謝!!!
今思えば、mixiを積極的に使って
コミニティー作って管理してた子って
尊敬!!!
あの頃から、もっともっと
インターネットが普及して
公式化したというか、
インターネットへの信頼度が
格段に上がった。
誰でも自分の考えを
手軽発信できるようになって、
つぶやくだけで
夢に向かって具体的に
体を動かさなくても、
頭の中で構想するだけで
やってる感を持てる時代になった。
きちんと動いて発信している人と
動かずに評論だけしている人は
全然違う。
気をつけよう。
家の中でパソコンを見ているだけで
何か前進しちゃってるこの感覚!
主婦も、陥りがち!!!
リアルな人ともっと交流しなければ!
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