僕らのご飯は明日で待っている
涙腺の破壊力抜群?!
瀬尾まいこ作品の魅力
久しぶりの瀬尾まいこさんの
作品を読んだ。
映画が大ヒット上映中とのことで
本屋さんにも原作がたくさん並んでいる。
読み終わってから、映画の予告を見たら
泣いてしまった。笑
予告だけで泣けるって本編見たら
どうなっちゃうんだろう・・・
本は大丈夫だったんだけどな。
瀬尾まいこさんの作品は、
なんだか覚悟しないと読めない。
とっても優しいんだけど
人とのつながりの本質に迫ってきて
自分の不誠実さを突き付けられるような。
買ってきたり借りてきても
読み始めるまでに
どうしても時間がかかってしまう。
でも、読んだら、
絶対良かった~と思う。
人事を尽くして天命を待つ
「僕らのご飯は明日で待っている」/瀬尾まいこ
この作品の主人公は、
中三の時に兄を病気で亡くした
高三男子。
毎日黄昏て暮らしている。
そんな中、体育祭で米袋ジャンプに
一緒に参加した女の子に告白されて
付き合うことに。
自分の殻の外に
出てくることになる。
がんばったり、身綺麗に生きたから
病気などの不幸に見舞われない訳じゃない。
人が死ぬ小説をいくら読んでも
生きる意味は見つからない。
悩みぬいた主人公を見ていて
できる限りがんばって、
あとは神様に委ねるしか
ないんだと改めて気づいた。
虚しさもあるけど、
受け入れるしかない。
でも、二人は、一緒に生きることで
”乗り越えられる試練しか与えられない。”
と考えられるように。
二人でいるから、
嬉しいことは、二倍。
悲しいことは半分ずつ。
素敵だな。
写真は、クライマックスに登場する
ふりかけ!
(我が家のふりかけ入れ)
なぜ?と思った方は、
小説もしくは映画で答え合わせを!
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