カフーを待ちわびて
沖縄の光と影
戦後72年慰霊の日
今年2月に沖縄に初めて行って、
沖縄最高!!!って思って帰ってきた。
なのでまた夏休みにも行くことにしていて、
娘は、最近テレビの横に立って
お天気お姉さんごっこをしながら
『沖縄は晴れるから行けるでしょう』
と、何度も言っている。
でも、そんな楽しいだけの場所じゃないって
ことは知っておかなくちゃいけないな、と
ニュースを見ながら改めて思った。
ひめゆりの塔も、まだ娘は全然
分かってなかったけど
『あなたが大好きな沖縄は、
こうゆう場所で、
今もこうゆう問題があるんだよ』
ってもうちょっと大きくなった時に
きちんと説明できる大人でいなくては。
キュンキュンの中に沖縄の影も
「カフーを待ちわびて」/原田マハ
原田マハさんは沖縄を舞台にした作品を
たくさん書かれている。
「カフーを待ちわびて」は、
沖縄の離島に暮らす主人公の元に
ある日、美女がやってくるところから
物語が始まる。
北陸の神社で主人公が
”嫁に来ないか?”と
書いた絵馬を見て
訪れたという天真爛漫な美女。
主人公が親族を失くしてから
ずっとお世話になっている
島唯一の巫女である
おばあも含めた三人の
賑やかな生活が始まる。
おばあは、旦那は戦争で
子供は病気で
親兄弟は空襲で
それからずっと一人。
沖縄はそんな方が
たくさんいる場所なんだな。
そんな沖縄ならではの問題や
離島ならではの課題も
作品の大切な要素なんだけど
「カフーを待ちわびて」の
大筋はラブストーリ―!
・・・だと思う。
と言うのも、
今回、漫画化されたもので読んだからか、
目がキラキラした女の子と
主人公の苦悩の表情に
キュンキュンが止まらなかった。
漫画は漫画でいい!!!
そして「カフーを待ちわびて」は
映画にもなってるんだ!
主演は玉山鉄二さんで
ヒロインは妻夫木聡さんの奥様かぁ。
なるほど~。
こうゆう答え合わせ楽しい♪
そういえば、妻夫木聡さんの映画と言えば
「怒り」にも沖縄のシーンがあって、
あれは、恐ろしかったなぁ。。。
次はどんな本を持って沖縄に行こうかな。
夏休み。
またお邪魔します!!!
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