永遠をさがしに

母が譲れない事
節分を前に気が付く

♪鬼は外~福は内~

と、スーパーの豆売り場で流れる音楽に合わせて熱唱する娘。
豆まきが相当楽しみらしい。
この歌。
♪パラッパラッパラッパラッ豆の音~
と言うフレーズが3歳にはかなり高度。
♪パアッパアッパアッパアッ
になってしまう。

大人になっても『ら行』が弱くて苦労しているママは、
これは聞き流せない!
『ラ』をきちんと発音するよう
理不尽にも歌い直しを命じる・・・


何になるにも、滑舌が良いにこしたことはないもんね。
子供は呑み込みが早く、かなり『ラ』を強調した歌い方をしてくれるように。

付き合ってくれてありがとう。。。


それにしても、最近は豆の種類が多くてびっくり。

我が家は、個包装のものをセレクト。

これは、部屋が豆まみれにならなくて画期的!!!

自分の夢を娘に託す
永遠をさがしに」/原田マハ

私の場合はただの小さなこだわりで、娘に特別にしてあげられることはないけど

自分だけが与えられる技術を持っていたら、子供に教えたくなるだろうなと

原田マハさんの「永遠をさがしに」を読んで思った。


この作品の主人公は、指揮者の父とチェリストの母の間に生まれる。

そして、チェロの練習ばかりの日々に息苦しさを感じている。


ある日、父に反対されながらも
大切に飼っていた”泣かないカナリア”が、消えてしまう。

逃がしたのではないかと父を疑い、反発を強めるなか、

母までもいなくなってしまう。


母を思い出してしまうチェロを辞め、

高校生活を謳歌していたある日、突然、父の再婚相手と名乗る女性が現れる。


父、母、自称再婚相手、そして友人と

登場人物たちの音楽への愛がカギとなるこの作品。

自分の夢を子供に託すってあんまりよいことじゃないと思っていたけど、

才能を発揮するきっかけになったり、強固な親子の絆を築いたりもするし、

自分のところに生まれてきてくれた子だけにしてあげられることは

やっぱり、した方が良いかも。

親としては、機会を与えて、自分で選ばせる余裕を持つのが理想かな。

ただし、”押し付け”には、気を付けよう。

Haruna Terazono

”伝えること”を 仕事にしています。

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