バイエルの謎
娘のはじめての発表会
雪でも決行予定!
明日は、娘の園の発表会。
でも名古屋は雪の予報で、どうなるかな~。
本番に弱い娘は、お姉さんになったから明日は泣かないと意気込んで、寝た。
お歌とお遊戯、できるといいね。
発表会と言えば、自分が年長さんのときに、
肩掛け式のキーボードで、”喜びの歌”を演奏したことを覚えている。
(第九と言うにはかわいらしすぎる感じだった。)
あの頃、ピアノやエレクトーンを習っている子がとても多くて、
小学校に上がる前に結構難しい合奏ができたんだよな~。
ピアノを習い始めて一番最初にお世話になったのは、バイエル!
練習は好きではなかったけど、
一週間に一回おけいこに行って、一曲ずつ課題があって、きちんと練習した時は一回で、
しないときは三回くらいかけて先生に丸をもらう。
周りの子より、進みが早いとちょっと優越感を得たり。(嫌な子供だったな)
次々にクリアしていくと、どんどん上達すると信じて疑わずにこなしていたあの頃。
懐かしいな~。
途中で、ハノンとかツェルニーとかも併用したっけ。
そういえば、ピアノの先生が、バイエルとブルグミュラーは人の名前だけど
ソナチネとソナタは違うと教えてくれた。
初めてソナチネを引いたのは、確かソナチネアルバム9番にあったクレメンティーの曲。
番号、全然違うかもだけど、とにかくはじめてソナチネに昇格したときには
お姉さんになった気がして嬉しかったな~。
今はすっかり弾けなくなってしまったけど、
そんなこんなで子供の頃のピアノのおけいこには思い出は止まらない。
やっててよかった!
みんなが弾いていたのに、謎だらけ!
「バイエルの謎」/安田寛
子供の頃、音楽室に肖像画がない作曲家は有名じゃない人、
優れた作曲家ではない人だと思っていた。
この「バイエルの謎」に出会ってバイエルはピアノを習っていた頃、
誰よりも身近だったことに気づかされた。
でも、夢中になって読んだ、ベートーベンやモーツァルト。
特に大好きだったクララシューマンのように漫画の伝奇はないし、
バイエルのことはよく知らない。
しかも、筆者の安田寛さんが調べるまで
誰もバイエルのことをよく知っている人がいなかったとはびっくり!
安田さんの謎解きの旅は、ドイツの歴史を巡る旅でもあって楽しかった。
今でも教会やバイエルが暮らしていた家が残っていたり、
数百年前と繋がっている感じがしてロマンがある。
古い町並み、見てみたい。旅行に行きたいな~。
懐かしいメロディーをいくつも思い出せるバイエルの曲で娘にもピアノをはじめてほしい。
でも今の子はバイエルやらない場合が多いとか。。。
まあ、娘がやりたいようにやればいいと思うけど、
でも、一緒に連弾できるようになったら楽しいだろうな。
この本を読んでいる最中、こんな懐かしいノートを発見!
バイエルとハノンが表紙のノート!本物の楽譜に表紙がそっくり!
これはピアノののおけいこ経験者は、思わず手に取ってしまうのでは?!
可愛すぎて、何に使うかすごく迷う。
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