どうぞのいす

子供の頃、12月生まれの友達が、

『誕生日とクリスマスのお祝いが一緒、、、』と言っていて、

『すごく損してるじゃん!』と思ったけど、

親になってみて、12月生まれの娘のパーティームードに

早くも息切れ気味。。。

息切れの原因
①プレゼントについて
(クリスマスはサンタさんがくれるけど、)
誕生日に盛り上げすぎて
次(クリスマス)が思いつかない。

②ケーキについて
誕生日にスペシャルなものを買ったから、クリスマスはそんなにがんばらなくて

いっかと思ってしまう。


③ご馳走について
華やかなレパートリーがないから作るものが思いつかない。

④体重について
子供が喜ぶ、カロリー高いものを食べ過ぎて急上昇!

そんな中、新聞にはこんな広告が!
”クリスマスには絵本”かぁ!
『オモチャ=喜ぶ』とは限らないもんね。
派手にやらなきゃいけないと意気込みすぎてたなぁと気づかされる。

ちょっと気持ちが楽になる。


さて、サンタさんは何を選んでくれるかな。

広告の中の「どうぞのいす」は娘も私も大好きな作品。

作者は、香山美子さん。
イスを利用した動物たちが、みんな、
『あとのひとにおきのどく』と言って
前の利用者が置いていった
食べ物をいただいた後に
椅子の上に置き土産をしていくと言うストーリー。

自分だけ得するんじゃなくて、
あとの人のことも考える。
そんな優しさをかわいい動物たちが教えてくれる。

例えば、公衆トイレをキレイに使うとか、
バイキングであとの人の分を考えて料理を取るとか?!
みんなのあとの人への思いやりで守られてる。
仕事をしていると、自分の領域を守りすぎて、この精神忘れがちかも。


娘はおきのどくが分からないようで、
毎回『あとのひとにおくりもの』と暗唱する。
意味が遠からずなのがおもしろい。
あとの人に、思いやりと言う贈り物を渡せる優しい子になって下さいな。

Haruna Terazono

”伝えること”を 仕事にしています。

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