でーれーガールズ
娘の三歳の誕生日に、
シルバニアファミリーの灯りのともる大きなお家をプレゼントした。
ちょっと後ろめたいけど、間違いなく娘より自分が嬉しい!
次は何を買い足そうか夜中まで検索したり、
シルバニア好きのブロガーさんを探して、記事をむさぼるように読んだり、
楽しみが止まらない!
娘よごめん、、、でも、ママが飾ったの壊さないでね。
実家に残っている初代シルバニアは、
小中学校の同級生のお姉さんのお下がりで、今、娘にまで引き継がれている。
シルバニアをくれた友人は、違う高校に進学して、実家も引っ越してしまったので
すっかり疎遠になってしまった。
にもかかわらず、うちの子が生まれたばかりの頃にfacebookで見つけてくれて、再会。
素敵なお母さんになっていて、たくさんアドバイスと元気をくれた。
ありがたかったぁ。
でも、距離が離れていることもあって、それ以来また会えていない。
色々、お礼を言いに行かなくちゃ!!!
原田マハさんの「でーれーガールズ」は、
疎遠になってしまった古い友人に会いたくなる作品。
有名漫画家となった主人公は、母校から講演を依頼されて凱旋帰郷することに。
そして、悪気なく深く傷つけてしまった高校時代の友人に、45歳になって再会する。
あの頃ならではの人間関係の難しさってあったなぁと、
情景や登場人物の気持ちが細かく生々しく描かれているので、
懐かしく思い出すことができた。
登場人物たちの関係を見ていると
時が解決してくれることもあるけど、
いつか、、、と思っているとこのままになっちゃうかもと思わせてくれた。
久しぶりの連絡は勇気がいるけれど、
後悔しないように!
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