一瞬の風になれ
公園のイチョウがとってもキレイ。
秋晴れの勤労感謝の日。
毎週水曜だけやっている矢場とんの安いよ~市へ。
開店の11時ちょっと前に到着すると、すでに長蛇の列!
周りの人たちとおしゃべりしながら40分くらい並んだ。
後ろにいた親子は、6年生、2年生の男の子と2歳の女の子がいるそうで、
男の子たちの食欲がすごくて、これから中学高校と進んだらどうなっちゃうんだろうと
笑っていた。
2007年の本屋大賞を受賞した
佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」は、
サッカーエリートの兄の背中を追いかけ、中学までサッカーをしてきた主人公が、
能力の限界を感じてサッカーを断念。
中学時代、天才スプリンターとして名を馳せた友人と共に、
陸上部でインターハイを目指すというストーリー。
思春期の男の子の食欲について話していたら、この作品の食事を思い出した。
後にJリーガーとなる兄と主人公の二人のスポーツ選手を育てる母親は、
主人公が朝練の際に部員の分までおにぎりを作ったり、
友人がやってきたら夕食をふるまったりする。
その量がものすごい。
思春期の男の子を育てるって凄い!
「一瞬の風になれ」にキャッチコピーをつけるとしたら、
『完璧な青春の教科書』だと思う。
素直でまっすぐな登場人物たちが本当に羨ましい。
大人になる前に読みたかった!
速く走るというシンプルな目標に向かって、言い訳せず卑屈にならず
誰も陥れず全力で突き進む、なんてできた子たちなのだろう。
とにかく気持ちが良い!
30年以上、ズルくて言い訳だらけの弱虫な人生を歩んできてしまってもう遅いかもだけど、
主人公たちのように、めいっぱい努力をして、一生忘れられない結果を残したいものだ。
娘には、高校に上がる前に読んでほしいな。
写真は、今日の戦利品。
お肉屋さんのコロッケってなんでこんなにおいしいんだろう。
豚ロース切り落とし1キロ(800円)、豚ひき肉2キロ(520円×2袋)は、小分けして冷凍。
冷凍庫にお肉があると思うと、これから寒くて買い物に行きたくない日に心強い。
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