ファミリーラブストーリー

子供の頃、よく遊んだシルバニアファミリー。

おもちゃ売り場で見て、無性に欲しくなってしまい、娘を勧誘。

実家に取ってあったもので使えるものは残しつつ、

新しい家具を買い足したり、ちょっと作ってみたり、

言わずもがなで娘よりも私が夢中になってしまっている。


古い人形を洗ったりも。

ぬるま湯に洗濯用の中性洗剤を薄く混ぜて歯ブラシで軽くこすったら、キレイになった。

服は汚くなってしまっていたけど、人形はまだまだ使えそう!


娘は、お母さんと、お父さんと、赤ちゃんを選び出し、

家具をぐちゃっと並べて遊んでいる。

『それは、ベビーカーではなく食事を運ぶワゴンなんだけどな~』と思いつつ、

家族っていう認識が二歳でもあることを知る。


樋口卓治さんの「ファミリーラブストーリー」は、

ホームドラマのヒットメーカーである主人公が、献身的に支えてきてくれた妻から

突然離婚を切り出されるというストーリー。


主人公は脚本を書きながら、寝耳に水の離婚の申し出について

なぜ妻は離婚したいのか、なぜ自分は離婚したくないのか、離婚を回避する方法はないのか

と苦悶する。


離婚という重いテーマなのに、明るく爽やかな作品。

この妻を見ていると、自分は主婦として至らなすぎるな~と反省。。。

そのくらいきちんとプロの専業主婦をして、夫を成功に導いてきた人が、

なぜ離婚をしたいのか、、、

最後まで読むと、なんとなくわかるような気がした。


離婚の数だけドラマがある・・・とのことだったが

家族の数だけ様々な価値観があってよいはず。


今日はどんな家族の設定で娘は遊ぶのかな。

Haruna Terazono

”伝えること”を 仕事にしています。

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