ひなた弁当
久しぶりに、企業戦士さんと働いた。
名刺のない自分で。
会社を辞めた時には、正社員でなくなるのが怖かったし、
大きな企業で働く人のことは、今でも羨ましく思う。
でも、それがすべてないことを、30歳過ぎて子供を産んで、十分に理解した気がする。
私には、男性たちが築き上げたルールの中で、子供を持ちながら働くのは難しかった。
企業で働く以上、求められるパフォーマンスができなければ、役立たず。
そして、やる気を失い、また結果が遠のき、最悪の場合リストラも・・・
山本甲士さんの「ひなた弁当」はリストラされた元企業戦士の再出発の話。
会社のみならず、家庭でも居場所を失った主人公が
ある閃きで、生き抜く術を見出していくというストーリー。
便利な世の中で、見落としていたものが実は素晴らしい!
企業や家族に見捨てられた主人公も実は、素晴らしいアイデアを持っている。
一つの評価基準で、ダメの烙印を押されてしまっても、人生諦める必要はない。
好きなことをマイペースに仕事にすればよいのだ・・・と作品が背中を押してくれる。
そして、そのほうが、会社員時代より、輝けるかもしれない。とも思わせてくれる。
写真は、昨日、打ち合わせで行ったお店のカップケーキ。
バタークリーム、大好き♪
私もそろそろこれからを形にせねば。
でも、そのためには、もうひと閃き必要!
早く降りてこないかな。
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