「話のおもしろい人、つまらない人」/高嶋秀武【言葉のケチるべからず】
この本を買ったのは誰?
16年前の記憶を辿る
実家の本棚で「話のおもしろい人、つまらない人」という本を見つけた。
著者は元ニッポン放送アナウンサーの高嶋秀武さん。
2002年6月発行。
その頃、我が家の誰かが買ったのだと思うのだけど、、、
大学生だった私?
大変失礼ながら、読んだ記憶がない。。。
当時アナウンサー志望の学生だったから面接のヒントを求めて購入?
もしくは
高島さんは同郷出身。
横須賀の星が書いた本として本屋さんが盛り上げてて購入?
だとしたら私じゃない家族の可能性も?
でも高校生だった弟や中学生だった妹は興味を持たないだろう。
サブタイトルが
”人間関係が10倍うまくいく話し方のヒント”だから、両親が何か悩んでいて購入?
再読になるのかはじめて読むか分からないけど読んでみた。
話し上手は言葉をケチらない
「話のおもしろい人、つまらない人」/高嶋秀武
この本は、
・第一章「話のおもしろい人」は、ここが違う!
・第二章 なぜ、あなたの話はつまらないのか?
・第三章 誰でも「話のおもしろい人」になれる!~ケース別・しゃべりのポイント~
で構成されている。
まず第一章では政治家の例などを挙げて話がおもしろい人の特徴を解説しているのだけど
この本が出されたのは2002年。
今から16年前。
まだライブドア事件も起こっていなければ、スマホもradikoも登場していない。
読書メーターも。
あ、プリキュアはこのころからか!
今だとこの手の本によく登場するのは小泉進次郎さん。
お話がうまい人の例として出てくる。
でもでもこの本には当時総理大臣だった純一郎さんが登場。
今さらだけどすっかり世代交代したんだな。
内容が入ってこないほど懐かしい。
あの頃、読んでいたとしたら、アナウンサーになるにはどうゆうポイントを抑えるべきかと言う視点で読んだのだと思う。
・・・の割に、私は全然この本から学べてなくて、”つまらない”の例に当てはまるし、話がうまい人がやっていることができていない。
だからもし高嶋さんとお仕事をする機会があったとしたら
至らぬ奴だと思われるな、とかアナウンサーを長らくやってる方に同じような指摘を受けたことがあるなとか自分の足りない部分と照らし合わせて苦しくなりながら読んだページも結構あった。
一番響いた言葉は第三章に出てくる“言葉をケチるな”と言う表現。
無言のエアコン設定温度対決を例に温度設定を変える際に一言添えればお互いに不快にならないことを紹介しているんだけど、ケチの例に使われた人、気を悪くしないかな(苦笑)
相手に気持ちよくいてもらうために一言添えられない人は出世できないと書かれている。
私も、忙しいとか、しつこいと思われたくないとか色んな理由をつけてこれまで言葉をケチったことがたくさんありすぎて。。。
こまめに連絡しなかったり、きっと何も言わなくても分かってくれるだろうと相手に自分の思い汲んでもらおうとすること言葉のケチだったのだなと反省した。
ケチな人とは良好な人間関係を築きたいと思ってもらいにくい。
あー私ケチなんだ。
確かにお金の管理下手で、ケチだけど。
言葉のケチも気をつけよう・・・
そうそう。
今回「話のおもしろい人、つまらない人」を発掘した時には緑色のBOOKS SUMIYOSHIの
カバーがついていた。(右下)
メインで使っていた本屋さんではないけど、確かに当時の通学路にある。
立ち寄っていたとしても不思議ではない。
やっぱり私が買ったのかな。
写真は、色んなブックカバーの本。
本棚のすぐ取り出せるところのものだけでも色々あった。
左上、有隣堂の色が選べるブックカバー、素敵~。
色んな場所で暮らしてきたからブックカバーでいつ頃に買ったか分かるのが良いな。
結局、自分で買ったのかどうか分からなかったけど、今回、楽しく読めたからいいや。
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