花咲舞が黙ってない
9月のまとめ
引き続き眠い毎日
9月は忙しかったな~。
①やる気が出なくて、寝てばかりいた
大したことしてない!!!
月末は苦しかった~
ちなみに
そんな絵が1か月掲示されて
いたなんて恥ずかしい。。。
このまま出産まで
誰が相手でも悪事に立ち向かう!
「花咲舞が黙ってない」/池井戸潤
池井戸潤さんの「不祥事」は、
後にドラマ化されて大人気になった
花咲舞が登場する作品。
「花咲舞が黙ってない」は、
その「不祥事」の続編で
舞台は、バブルが崩壊後、
失われた10年を経た世紀末。
山一証券の破綻を描いた
清武英利さんの「しんがり」を
読んだときも思ったけど
あの頃の金融業界って
もの凄く大変だったんだな。
その頃はまだ子供だったから、
ニュース中の人や周りの大人が
銀行がなくなったり、
くっついたりすることは
かつてないことだと話していて
なんだか深刻なことに
なってるんだと思ったことは
ぼんやり覚えているくらい。。。
「花咲舞が黙ってない」には、
組織の中で自分を上げるために
悪いことをしてしまう銀行員が
何人も登場する。
さらに、
失われた10年で抱え込んでしまった
銀行の秘密が少しずつ明るみに。。。
花咲舞が前作同様、
不正に立ち向かって行くのだけど
今回は、闇がが深すぎて
様々な人物の力を借りていくことに。
そこで、池井戸作品で人気の
あのキャラクターも登場しちゃう!
そっか~、そことそこがつながるのか・・・
いや、まてよっっ
これは「花咲舞が黙ってない」と
同時期に文庫版が出た
「銀翼のイカロス」を読むと
より楽しいってことだな!!!
・・・と気づきながら、
「銀翼のイカロス」は
ハードカバーが出たときに
真っ先に読んでしまったため
ものすごくざっくりしか
内容を覚えていない!!!
もう一度読み直すってなんだか
もったいない気がするんだけど
これは、読まない方がもったいないな。
組織の中にいると、
自分の意見を飲み込まなければならない
こともあるし
立場的に、言えないこともある。
さらにいうと、間違っていることを
間違っていると思う感覚すら
失ってしまうことも。
でも、花咲舞は、
組織の悪い体質には染まらず
誰にでも遠慮せずに言うべきことを
はっきり言うから
読んでいて気持ちがいいんだろうな。
自分にできないことをやってくれる
花咲舞の振る舞いが
気持ちよかった。
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