我が家の問題

これから働きたいママってどんな人だろうと思い、

あいち子育て女性再就職推進センターが開催している

ママたちの井戸端会議』に参加してきた。


私は、会社で働きながら子育てをする生活に挫折してしまったけど

みんなはどうしてるんだろう・・・


今回、私を含め参加したプレママ&ママは4人。


リアルなママの声がたくさん聞けて楽しかった。

何をしてきたとしても、自分と違う人生を歩んできた人の経験は、

学びになるな~と改めて実感。


『再就職推進』という組織なのに、むしろ、フリーランスで自分のペースでよくない?

子育て中ってむしろ猶予期間でしょ?という空気が心地よかった。


どうしても将来に対する不安ばかりが先に立って、

自分の気持ちに正直な選択をできない世の中なのかも。

私も何も得られない恐怖ばかりを感じてしまっていたけど、

やりたいことをやるために必要なことを

やりたくないことをなるべくやらずにできる方法で実現すればよいのだと改めて感じた。

だからママたちは甘いんだよ~と言われてしまうかもしれないけど。。。


新鮮だったのは、みんな、結婚して家族を持っているので、

自分だけではなく、家族単位で、これからどう働いていくのかを考えていた点。


私にはこの考え方が足りなかった。

家族みんなで、どうしていきたいのか、どうできるかをもっと話し合って

歩み寄る必要がある。


それでも、家族の数だけ、悩みや問題はある。元は他人同士なわけだし・・・

奥田英朗さんは家族にとって深刻な問題を笑い飛ばすような作品を多く書いている。

我が家の問題」には、

・妻の手料理が重すぎる夫。

・夫が仕事ができないらしいことに悩む妻。

・親の離婚危機に悩む受験生の娘。

・UFOと交信する夫を心配する妻。

・お盆の実家への帰省を憂う新婚夫婦。

・ランニングにはまった妻を気遣う作家。

と、ささやかだけど、悩ましい家族問題を抱える主人公が登場する。


問題に対峙することで、これまで気にもしていなかった家族の思いを知り、

成長していく、主人公がどれもいとおしい。

一番身近な家族をもっと大切にして、戦うのではなく、団結して

家庭外で起こる出来事に立ち向かうべきだと思わせてくれる。


うちもそうならないとな~。


写真は今日の帰り道。まだ葉がきれいに残っているイチョウ並木に遭遇。

明日から12月。きれいな紅葉もそろそろ見納めかな。

Haruna Terazono

”伝えること”を 仕事にしています。

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