ランチのアッコちゃん

柚木麻子さんの「ランチのアッコちゃん」に出会ったのは、去年の夏。

作品に登場するポトフがとてもおいしそうで、連日、夕食のメニューがポトフに。


暑い中毎日グツグツあつあつのスープを出された家族は、

『お願いだから、もう勘弁してくれ』と懇願してきた。

おいしかったのになぁ。


そんなこんなで、寒くなった今日は待ちに待ったポトフ解禁日!!!


『今日は寒くなったからご飯なんだと思う?』という問いかけに

『まさか、ポトフ?』と即答される。

印象深かったんだなぁ。。。

「ランチのアッコちゃん」は、主人公が、切れ者の上司=アッコさんと

一週間ランチを交換する中で繰り広げられるお話。


おいしいランチと、そのランチに携わる人たちに触れて主人公は前向きになっていく。


強引で不愛想だけど、的確で、優しいアッコさんは、

誰にでも良いところがあって、引き出されてないだけだと教えてくれているように感じた。


どうせ私なんか・・・と思ってしまったら読み返したい一冊。

(すでに数回読んでしまった・・・)

Haruna Terazono

”伝えること”を 仕事にしています。

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