「万次郎茶屋」/中島たい子【どんな悩みもちっぽけだと思える】

世界はこんなものかもしれない

万次郎茶屋」/中島たい子

子供の頃から、未知の世界に対して、わくわくより恐怖を感じる方だたから、SFって苦手だった。

でも、中島たい子さんの手にかかれば、宇宙も時間旅行も、興味深いお話になるから凄い!


万次郎茶屋」は、そうだったらいいなって思える6つの不思議な世界の短編集。

短編のタイトルは、

「親友」「初夜―ファーストコンタクト」「質問回答症候群」「80パーマン」「私を変えた男」そして「万次郎茶屋」


一見、それぞれに共通点はなさそうなんだけど、スケール感は同じ。

どれも読了後、今自分に見えてる世界ってほんの一部で、悩んでいることがちっぽけだと思えてくるところが似ている。

あとは、、、ネタバレになるから書かないでおこう。


地球外生命体が出てきたり、未来の世界が出てきたり、時空を越えたような体験をしたり、動物が夢を語ったり。。。

雰囲気で言うとドラえもんの映画みたいな感じ!


特に好きだったのは「80パーマン」

何をやっても80%のサラリーマンが、80%であることの苦悩をネットに書き込むと、80パーマンへの招待届く。

8割のスーパーマンだから、トラブルを8割解決して立ち去る。

そんなある日、120%の仕事をする120パーマンに出会う。

80パーマンよりも120パーマンの方が凄いように思えるけど、実は120パーマンにも悩みがある・・・というお話。

仕事をしてきた経験から、確かに一概にどっちの方が良いとも言えないなと思いながら、クスっと笑えた。

そして、それぞれの良さや、活かし方があるんだと中島さんが言っている気がして、心が温かくなった。


禍福は糾える縄の如し

スマホは幸せの犠牲!?

スマホの画面が割れてしまったので交換した。

のに・・・取り替えてもらったスマホの画面がまたして割れてしまうという悲劇が。。。


ショックすぎて言葉にならなかった。


もしかしたら、宇宙人が何らかのミッションで、遠くの星からスマホを破壊しようとしているのでは?とか、中島さんの作品を読んだあとだと、想像できてしまう(笑)

大人になって、すっかり空想の世界が現実的になってしまっている。

ここは、普段、ありえないと思うレベルの妄想をして、何とか立ち直ろう。

スマホは、再起不能になるまでは、使えばいいんだ!!!

(なんとかショックな気持ち消えろ~!!!)


禍福は糾える縄の如し


今が幸せだから、ショックなことが起こったのか、

嫌なことがあったから、これから何か良いことがあるのか。

人生は、いいことばっかりでもいやなことばっかりでもない。


不幸を背負ってくれたスマホ、ありがとうってことで。


Haruna Terazono

”伝えること”を 仕事にしています。

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