人生教習所
お腹に緊張が走る!
バスギアエキスポに参戦!
新幹線の駅で久々に腹痛に。
無事、大阪にたどり着いて
仕事を終えられて良かった~。
バスの運転手専門という
ユニークな合同企業説明会。
運転手の卵さんのお話を伺うことができた。
参加された方からは、
運転手として『自分のバスのファンを
作っていくことが大切』と言うお話が出た一方で
と言う意見も。
VRでバスの運転体験ができ、
私もやらせて頂いた。
まっすぐ進んでいるつもりなのに
ハンドルを取られて蛇行してしまう。
大きな乗り物を一人で動かして
たくさんの命を預かる運転手さんが
重大任務を背負っていることを痛感。
しかもバスのお客さんには色んな事情を
抱えた様々なタイプの人がいるから
一筋縄では行かないんだろうな。
客席やバスの外にまで気を配り
超人ではないか!!!
私なんて、バスに長く乗る際に
途中でトイレに行けないと
思っただけでお腹痛くなっちゃうから
運転席に座っていることすらできない・・・
ありがとう、運転手さん!
会場は、
TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原☆
視野がぐんと広がる一冊
「人生教習所」/垣根涼介
これまで他の仕事をしてきて、
子供の頃に憧れたバスの運転手さんに
転身するか悩みながら
参加されている方などもいらっしゃった。
「人生教習所」の登場人物たちに
通じるものがあるかも。
「人生教習所」の舞台は、
小笠原諸島で開催される
人生再生セミナー。
怪しいタイトルだけど
名だたる企業が後援していて
合格者には
就職の斡旋が約束されているというもの。
(自分の価値に気付けない)
元ヤクザ
(育ってきた環境を言い訳にしてきた)
(冴えない容姿のせいにしてきた)
などなど
セミナーに参加する中で新たな視点を見出していく。
父島で開催される前半は、
自己啓発的な内容が中心で、
母島で行われる後半は、
小笠原の歴史にまつわる講義。
小笠原って現時点で
24時間船に乗らないとたどりつけないし
戦前、戦中、戦後と時代に
翻弄されてきた場所だから、
他にはない魅力と不自由さを
合わせ持つ場所だから
自分でそこに暮らすことを
選び抜いた人たちが住んでいる。
登場人物たちと一緒に
この人生再生セミナーを受講して
(受講している気分で読み進め)
今の自分の不遇さを嘆くより
今、どうしていきたいか
考えて、その目的に向かって
できる限り手を尽くすことが
大切だと気づかされた。
”自分の人生が、周りに居る人々の
断片で成り立っている”
という一説があるのだけど、
本当にその通りだなと思えた。
今ある状況の中でできることを
自分自身で選び抜いていく。
そのために、視野を広げてくれる
一冊だった。
言い訳人生を歩んできている
一人として襟を正された。
まだまだこれからだ!
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