ラジオ・ガガガ
AMラジオファン、必読！
「ラジオ・ガガガ」/原田ひ香
相変わらずラジオが好きなので
ラジオとタイトルに入っていると
つい手に取ってしまうんだけど、
この作品もよかった～。
「ラジオ・ガガガ」は、
６つのラジオにまつわる短編集。
『オールナイトニッポン』・『JUNK』を
はじめとする深夜放送にラジオドラマ、
惜しまれつつ終了してしまった
『全国こども電話相談リアル』などが
登場する。
出てくるのは主にAMの番組で
何より実在する番組や
パーソナリティーが出てくるから
ラジオ好きにはたまらない。
とくに１話目の
「三匹のコブタ」は
ラジオファンがにやけてしまう
要素が満載だった。
老人ホームに入所した
主人公は、ラジオと読書が趣味。
高齢だから、ラジオが好きと言うと
『ラジオ深夜便』を聞いていると
思われることに
反発しながら、
『オールナイトニッポン』、『JUNK』
などの深夜放送を二台のラジオを駆使して
録音しながら聞いている。
リアルの世界から逃避するために
ラジオを愛している主人公が
最初にはまった番組は
『ビートたけしのオールナイトニッポン』
ラジオを通して、ビートたけしさんから
教わったこととして
“人前では少し「きど」ったり、
「杓子定規に」「まじめに」
ラジオの前でしゃべったり、
曲紹介するのはこっけいで、おかしいのだ”
と言うことを挙げている。
これには凄く共感した。
マイクの前に座ると
どうしても小手先の技術を
披露することに
必死になってしまうけど、
大切なのはリスナーと
一緒に楽しもうとする気持ちだと
私も信じてやってきたから
なんだか嬉しかった。
読んでいたら、
藤井青銅さんの「ラジオにもほどがある」
も思い出された。
「ラジオ・ガガガ」の
他の短編にも、ラジオの魅力が
ちりばめられていてぐっと来た。
リアルな人間関係に疲れたら
ラジオが助けてくれることって
あるもんなー。
お金にはならないけど
夢を追っちゃう
ラジオドラマのシナリオライター
が主人公の話もあるんだけど、
ラジオは儲からないけど
辞められないって気持ちにもすごく共感 笑
最近好きなラジオ番組
曜日によって超ザッピング
長く聞いている番組もあれば、
最近聞き出したもの、
一回聞くのを辞めて戻ったのと
色々なんだけど、
水曜日の昼は、TBSラジオ
アシスタントの
小倉弘子さん、好きです。
小倉さんと一緒の学年の子供が
そんなこんなでとっても
嬉しいなと思いながら、
貧血がまた出てた！
やばい！栄養が足りない！
と夫に訴えたら、
回転ずしに連れて行ってくれた！！！
焼肉食べ放題の方がいいんじゃないかなと
思ったけど、先週行ったしな・・・
アサリ・牛肉・卵黄・納豆など
病院でもらったプリントに
鉄分が多く含まれていると
書かれていたものを
選んで食べてみた。
血を作らなくては。
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